Conflict minerals・RoHS・ELV

紛争鉱物・RoHS・ELV

紛争鉱物への対応

タンタル(Ta)、スズ(Sn)、タングステン(W)、金(Au)は、紛争鉱物と呼ばれ、自動車、スマートフォン、タブレット、宝飾品など、私たちが日常的に接しているものに不可欠なものです。

これらの鉱物を資金源とする東コンゴの民兵、反政府グループは、1998 年以降、500 万人を超える人々を殺害しました。

このような紛争行為の資金源になる鉱物が当社のめっき金属に含まれない様に積極的にサプライチェーンを監視するとともに、お客様のコンフリクトフリ-要求に対する的確な対応(回答)も行っております。
(紛争鉱物とはコンゴ民主共和国(DRC)とその周辺9カ国(スーダン、アンゴラ等)で産出した 「スズ、タングステン、タンタル、金」であり、同国内の反政府武装勢力の資金源となって いる鉱物です。)

RoHS

2015年6月4日改正RoHSで従来の禁止6物質(ELVの4アイテムと臭素化合物2)に4物質(フタル酸化合物)が追加され、合計で10物質となりました。

当社では、2018年までに、クロム(Cr6+)、めっき鉛はんだめっきを終息し、環境規制物質の廃絶を完了しました。

RoHS指令(ローズ指令)

電気・電子機器(EEE)などの特定有害物資の使用制限に関するEUの法律です。

2003年2月に最初の指令(通称RoHS1)が制定され2006年7月に施行。

2011年7月に改正指令(通称RoHS2)が施行されています。

ELV(鉛フリー・6価クロムフリー)

ELV指令(廃自動車指令)

自動車からの廃棄物発生の予防と使用済み自動車およびその部品の再利用、リサイクルおよび他の形態での再生によって廃棄物を削減することの促進、加盟国は、2003年7月1日以後に市場に置かれた自動車の材料および部品には、鉛、水銀、カドミウム又は6価クロムが含まれないことを確実にすることになっています。